落下防止に

カメラが初めて開発されたとき、その形式は箱型であった。
箱に小さな穴を空けると、その穴を通して外の光が箱の内部に入ってくる。
箱の中に入った光は、箱の壁に当たるのだが、このときの箱の中では、完全に外の光が反対になった状態で反対側の壁に映し出されている。
こうした光の作用を利用し、作られたのがカメラである。
元は単純に光の反射の仕方を利用したものであったが、感光しやすいフィルムが生み出されてからはシャッターを一瞬きることによって像を定着させるという仕組に変化した。
このため、カメラの中には光を映し出すミラーが必要になり、これが精密に動くことが鮮明な写真を映し出す仕組を創りだしているのである。
そうした性質から、カメラはとても精密な機器となっている。

一眼レフで街を散策し、カメラで撮影することは、いわば精密機器を裸で持ち歩いていることになる。
カメラは持ち歩きするときでも、安全に移動されなければならない。このため、カメラストラップが重要な役割を果たしているのである。
カメラストラップを肩や首にかけることで、カメラを安全に持ち歩きすることができるようになった。
大事にしたいのであれば、カメラストラップで下げるのではなく、厚みのあるキャリアケースに入れた方が良いという意見もあるが、それでは決定的瞬間をすぐに取ることができない。
しかも、カメラストラップをつけていることで、盗難を防止することもできる。
カメラを常に肌身離さず身近においておくことで、大事な精密機器を守ることができるのである。